写 記

日々の写真を日記代わりに

薄明瀑布

 

休日の曇天、前日からの雨も今の私には味方のように感じます

何かを計画すると天候不順、これで何回目だろう…

そうだ、きっと私は「雨の人」になったんだ

 

紅葉前の最後の深緑、滝と川の瀬せらぎを感じたく、車で2時間半かけ長野へ訪れました

雨の影響でしょうか…事前に調べた様子より、水量が増しているように感じます

けれど、川の流れは風となり木々の香りを私に運んできてくれるのです

 

 

再び雨が降りそうな天気、気温10℃に満たない滝壺は肌寒さというより凛とした鋭い空気を感じました

曇天・雨天、大いに結構、私は受け入れます…薄明に照らされた途絶える事のない力強い瀑布

その陽射しに溶け込んだ流れは永遠の象徴に見えるのだから

 

雨を味方に

週末になるとあいにくの雨

見頃の曼珠沙華を愛でる機会は今日しかない、雨が降ろうと決行です

 

 

私が求めている曼珠沙華、それは妖艶な雰囲気を醸し出す朱色の花

 

 

少し暗がりの場所に咲き誇る曼珠沙華

私を惑わす妖の色、情熱の色

 

 

そんな花姿と色彩に、私の心は熱を帯びた様に魅了されるのです

 

 

シトシトと降り注ぐ小雨はまるで艶を与えているかのよう

曇天の僅かな光、仄かな暗さ…それは雫と共に曼珠沙華を妖艶へと昇華させているのではないでしょうか

 

 

雨露によって色濃く変化した深碧の森林は、朱色の絨毯と相まって私の目を愉しませてくれたのです

 

 

雨って…なかなか良いものですね
理想の曼珠沙華、今回は雨を味方に心残る愛で方ができました



 

狙い

定めた狙い…それが私の目標

半年、一年かかろうと、必ず射止めて手に入れたい

 

表れ

仕事の疲れが過度に溜まると、日常では体感できない広い空間を欲するようになります

それは、緊張から解放されたい気持ちの表れ

 

 

閉館間近の美術館…誰もいない廊下を歩いていると、僅かに聞こえる靴音だけで心地良くなるのです

それは、日々の雑踏から解放されたい気持ちの表れ

 

 

升目

フロアガイドを読んでみる?いえいえ、私は升目に分かれたお店が見たいのです

どのお店?…う〜ん、まずは升目を眺めて決めてみよう

 

窓に想う

窓が額縁のように思える時があります

その額縁から眺める外の景色…部屋の中から外を眺める

一つの窓に、一つの絵画

淡い光が差し込む中、私にとってここは美術館になるのです