「ANA Blue Hangar Tour」 に参加してきました。
格納庫から一望できる整備風景、もぅ…圧巻です。
3階デッキから見下ろした格納庫。最大7機が格納できる広大な空間。
互い違いに機首を前後に向けながら、疲れた翼を休ませているかのよう。
格納庫内で目にする風景は全てが新鮮。
触れる事は厳禁だけど、せめて質感だけは記録として残しておきたいものです。
エンジンと一言に表現するには勿体無い。プロダクトデザインのアートではないでしょうか?
金額に換算すると…一機、数億から数十億。すでに私の金銭感覚では追いつけない現実です。
巨大な機体が今は静かに眠っているようにも感じます。
大勢の人達を乗せて旅を続けていたのですから、その疲労も溜まっている事でしょう。
整備という休養をしっかり済ませてから、彼らは再び広い大空へと旅立っていくのでしょうね。
ANAグループの各部門が一丸となって行っている整備。
見学前に行われた説明会では「e.TEAM ANA」と称された各チームの講義を受けました。
滑走路、飛行機内の設備、エンジン、機体のオーバーホール、整備に必要な工具の管理やサポート等…
休養中の飛行機は、数千人の整備士さん達が24時間体制で従事してくださっているおかげで、安全が保たれているんですね。
航空会社や整備士さん達によって実現している「空の安全」。
圧巻の光景を目の当たりにして、安全を保つ為にどれだけの人達が関わっているか気付かされた今回のツアー。
飛行機を利用する際は、今以上に感謝と尊敬の気持ちを持って乗り込もうと思います。
次回の旅は…もちろんANAで。
*今回の8枚の写真は、事前にANAの広報に許可をいただいた上で掲載しております。